こんにちは!
ヤマサン食品工業です。
富山市の南側、岐阜県との県境にある白木峰(しらきみね)に行ってきました!
6月中旬からはワタスゲが、7月上旬からはニッコウキスゲが咲き乱れる美しい場所。
往復3~4時間程度のハイキングで天国のような風景に出逢えます。
写真をたくさん撮ってきたので、ご紹介しますね!
美しい風景と高山植物
白木峰は、富山県と岐阜県の県境に位置する標高1,596メートルの山で、日本三百名山に選ばれています。
それほど標高は高くないのですが、その位置と地形から風衝草原(ふうしょうそうげん:風が強く吹いて背の高い樹木が育たない草原)になっていて、高山のような美しい風景を見ることができます。
特に、6月中旬頃から「浮島の池」周辺に咲くワタスゲと、7月上旬頃から山頂近くで咲き乱れるニッコウキスゲが有名で、天国のような風景に魅了されます。
白木峰の山頂。
厳しい風衝によって造られた美しい風景です。
木道が整備されていて、ニッコウキスゲが咲き乱れる草原を歩くことができます。
まるで絨毯!ニッコウキスゲのお出迎え
山頂に近づくと、草原一面に山吹色の花が咲いていて、まるで絨毯。
ニッコウキスゲの群生です。
ニッコウキスゲは、1株に5~7つ、ラッパの形をした10cmくらいの大きさの綺麗で元気な花を咲かせますが、この花は、毎朝1輪咲いて夕方には萎んでしまう「一日花」。
1株についている花は、1週間ほどの間に次々と咲いていきます。
花言葉は「日々を新たに」「晴れた日の喜び」「心安らぐ人」など。
ニッコウキスゲらしい花言葉ですね!
「浮島の池」と白い綿毛が揺れるワタスゲ
山頂付近から、ニッコウキスゲの絨毯を30分ほど歩くと、いくつかの池塘(ちとう:高山の湿原や泥炭地にある池沼)が繋がってできた「浮島の池」に到着。
この場所では、ニッコウキスゲと一緒にワタスゲが見られます。
ワタスゲは6月上旬ごろに黄色い花を咲かせますが、見どころは花が散った後の果穂。
フワモコで愛らしい白い綿毛がたくさん風に揺られていて、ずっーと眺めていられます。
この時期の「浮島の池」は、ニッコウキスゲ・ワタスゲ・池塘・立山連峰を同時に見ることができるスペシャル・ビューポイント!
青空が池塘にリフレクションして、感動的な景色を見せてくれます。
たくさんのハイカーや写真愛好家で賑わう「浮島の池」。
フワモコで愛らしいワタスゲ。
この日は残念ながら雲がかかっていましたが、池塘のリフレクション越しに、壮大で美しい立山連峰を望むことができます。
白木峰へのアクセス
登山口までは、富山駅から車で2時間弱。
おわら風の盆で有名な富山市八尾町方面へ向かい、国道472号を経由して「富山市21世紀の森杉ヶ原キャンプ場」から白木峰へ繋がる林道(林道大谷線)に入ります。
林道を10kmほど行くと、8合目の駐車場(約20台)に到着。
8合目の登山口から、白木峰の山頂までは約1時間、山頂から「浮島の池」までは約30分のハイキングとなります。
比較的に楽にアクセスできるわりに、素晴らしい景色を見ることができる白木峰。
ルートも整備されているので、お子さまと一緒のハイキングも楽しめます!
ぜひ訪れて、自然の魅力を満喫してくださいね!
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